ドブ板選挙/溝板選挙 読み:ドブイタセンキョ
とは、
『地道に地域を回って支持を集める選挙活動』
概要
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ドブ板選挙とは、候補者が自ら地元の一軒一軒を訪ね歩き、有権者と直接対話しながら支持を訴える選挙戦術を指す。
ポスターやテレビなどの大規模な宣伝ではなく、地道な戸別訪問や対面活動を中心とするのが特徴。
都市部よりも地域社会との結びつきが強い地方選挙や、選挙区が狭い小選挙区制において効果的とされる。
候補者自身が汗をかいて地元の人々と向き合うことから、誠実さや親しみを訴える手法として評価される一方で、非効率・古臭いとされることもある。
語源
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「ドブ板」は、道路脇の排水溝(ドブ)の上に敷かれた金属やコンクリートの蓋のこと。
候補者がこうしたドブ板の上を一枚一枚踏みながら地域を歩き回る姿から、「ドブ板選挙」と呼ばれるようになった。
1960年代以降、保守系政治家を中心に定着した表現とされる。