日本語
反故 (ほご)
反故/反古 読み:ホゴ
とは、
『不要になった紙』
『役に立たなくなった物事、無駄にすること』
『約束・契約などを無効にすること』
概要
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「反故」は、もともと「書き損じや不要になった紙」を指す言葉。
転じて、契約・約束・取り決めなどを破棄したり、無効にすることを意味するようになった。
現代では主に慣用句「反故にする(ほごにする)」の形で使われ、「約束を破棄する」「取り決めをなかったことにする」という意味で用いられる。
例文
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・2社の間で交わされた契約は反故にされた。
・彼は以前の約束を簡単に反故にした。
語源
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反「ひるがえす」故「古いもの、もとのもの」という意味から。
つまり「反故」は「古い紙をひるがえして再利用するもの」を表し、そこから「不用の紙」「捨てられたもの」という意味を経て、「約束を捨てる」「無効にする」という比喩的な意味へと転じた。
誤読
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「はんこ」と読むのは誤読。
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猪突 (読み)ちょとつ
猪突 (チョトツ)
とは、
『猪のように突き進むこと』
語源
猪「いのしし」突「突進」
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猪突猛進 (読み)ちょとつもうしん
猪突猛進 (チョトツモウシン)
とは、
『向こう見ずに突き進むこと』
語源
猪突「猪のように突き進むこと」猛進「激しい勢いで進むこと」で、「猪のように激しい勢いで突き進むこと」という意味から。
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猛進 (読み)もうしん
猛進 (モウシン)
とは、
『激しい勢いで進むこと』
語源
猛「はげしい」進「すすむ」
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