日本語

場末 (ばすえ)

場末 読み:バスエ
とは、

概要

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場末」とは、繁華街や都市の中心から外れた、人通りも少なく寂れた雰囲気の場所を指す語。

多くの場合、華やかさを失い、古びた建物や商店が並ぶ地域などに使われる。

しばしば比喩的に、活気を失った場や落ちぶれた状態を表すときにも用いられる。

例文

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・彼は場末のスナックで静かに酒を飲んでいた。

・この町も昔は賑やかだったが、今ではすっかり場末の雰囲気が漂っている。

語源

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「場所」「はし、はずれ」から。
つまり「町や盛り場のはずれの場所」という意味で、繁華街から外れた寂しい地域を指す語。

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繁華街

反故 (ほご)

反故/反古 読み:ホゴ
とは、

概要

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反故」は、もともと「書き損じや不要になった紙」を指す言葉。

転じて、契約・約束・取り決めなどを破棄したり、無効にすることを意味するようになった。

現代では主に慣用句反故にする(ほごにする)」の形で使われ、「約束を破棄する」「取り決めをなかったことにする」という意味で用いられる。

例文

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・2社の間で交わされた契約は反故にされた。

・彼は以前の約束を簡単に反故にした。

語源

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「ひるがえす」「古いもの、もとのもの」という意味から。
つまり「反故」は「古い紙をひるがえして再利用するもの」を表し、そこから「不用の紙」「捨てられたもの」という意味を経て、「約束を捨てる」「無効にする」という比喩的な意味へと転じた。

誤読

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「はんこ」と読むのは誤読。

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反故にする

猪突 (読み)ちょとつ

猪突 (チョトツ)
とは、

語源

「いのしし」「突進」

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猪突猛進 (読み)ちょとつもうしん

猪突猛進 (チョトツモウシン)
とは、

語源

猪突「猪のように突き進むこと」猛進「激しい勢いで進むこと」で、「猪のように激しい勢いで突き進むこと」という意味から。

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猛進 (読み)もうしん

猛進 (モウシン)
とは、

語源

「はげしい」「すすむ」

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