日本語
涼感 (りょうかん)
涼感 読み:リョウカン
とは、
『涼しいと感じる感覚』
概要
詳細≫
涼感とは、気温や接触によって感じる涼しさ、または視覚や香り、色彩などによって心理的に得られる「涼しい感じ」を指す語。
暑い季節において、肌に触れる素材や清涼感のある香り、寒色系の色彩などが「涼感」を与える要素となる。
実際の気温の低下だけでなく、涼しさを感じさせる感覚全般に使われる。
例文
詳細≫
・このシャツは肌ざわりがよく、涼感がある。
・青や白を基調にすると、部屋全体に涼感が出る。
語源
詳細≫
涼「すずしい」感「感じ、感覚」を意味し、「涼しさを感じること」という意味になる。
日本語の複合語で、特に夏の生活や商品説明などでよく用いられる語。
関連記事
熾火 (おきび)
熾火 読み:オキビ
とは、
『炎を上げずに燃えている状態の薪や炭』
概要
詳細≫
熾火とは、炎が消えた状態でも炭や灰の中で赤く燃え続け、安定した熱を保つ火のことを指す。
単なる余熱ではなく、調理や暖房などで積極的に利用される熱源として重要な状態である。
BBQや薪料理では、強い炎よりも熾火の方が火力が安定し、焦げ付きにくく適している場合が多い。
火種や焚き火の持続を示す言葉としても使われ、火の変化する様子を表現する際に用いられる。
語源
詳細≫
熾「燃えて赤くなった炭火」という意味で、「火」と組み合わせて「熾火」となり、「炎は消えたが赤く燃え続ける火」を表す。
古くから火の状態を細かく表現する言葉の一つとして用いられてきた。
関連記事
内政 (ないせい)
喝上げ (かつあげ)
喝上げ 読み:カツアゲ
とは、
『脅して金品を奪い取る行為』
概要
詳細≫
「喝上げ」は、主に不良や暴力団などが、他人に対して威圧的な態度や言葉で脅し、金や物を無理やり巻き上げる行為を指す言葉。被害者の意思に反して無理に奪い取る点で、恐喝やゆすりと近い意味を持つ。
特に日本の昭和から平成初期の不良文化の中で多く使われ、学校内や街中での「不良による金銭の取り立て」などが典型例とされる。
語源
詳細≫
喝「おどす、どなる」上げ「巻き上げる」という意味から。つまり「喝上げ」は「どなりつけて金品を奪い取ること」を表す俗語。昭和期の不良文化の中で「恐喝して巻き上げる行為」を指す言葉として広まった。