気象 ・環境

ゲリラ豪雨 (げりらごうう)

ゲリラ豪雨 読み:ゲリラゴウウ
とは、

概要

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ゲリラ豪雨とは、狭い範囲に短時間で猛烈に降る激しい雨のこと。
気象庁の正式な用語ではなく、報道や一般社会で使われる俗称。
数km〜十数kmほどの限られた地域に、雷を伴いながら1時間あたり50mmを超えるような非常に強い雨が突然降るのが特徴。

このような雨は主に、夏の午後から夕方にかけて発達した積乱雲によって引き起こされる。
大気の不安定さや地表の強い日射が原因で急速に雲が発達し、短時間で激しい雨を降らせる。
発生から消滅までが非常に早く、従来の気象レーダーでは予測や把握が難しいことが多い。

都市部では、排水が追いつかず浸水被害や交通の混乱を招くこともあり、危険な現象として広く認識されている。

語源

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ゲリラ「小規模な非正規戦闘員」が語源で、どこで発生するか分からないことから、ゲリラ豪雨と呼ばれるようになった。

いつ頃から使われ るようになったのかは明確ではないが、マスコミが使い始めたことがきっかけで広まった言葉とされる。

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マスコミ

熱帯低気圧 (ねったいていきあつ)

熱帯低気圧 読み:ネッタイテイキアツ
とは、

概要

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熱帯低気圧とは、熱帯や亜熱帯の海上で発生する低気圧の一種。

海水面の高温によって大量の水蒸気が蒸発し、上昇気流が発生して低気圧を形成する。この過程で風速や雲の発達が進み、強い雨や風をもたらす。発達すると「台風」や「ハリケーン」「サイクロン」と呼ばれる。

熱帯低気圧は、主に暖かい海の上で形成され、エネルギー源は海面からの蒸発。

台風の前段階で、最大風速が17.2m/s以上のものが台風に分類される。

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