政治

液体民主主義 (えきたいみんしゅしゅぎ)

液体民主主義 読み:エキタイミンシュシュギ
Liquid democracy 読み:リキッドデモクラシー
とは、

『直接民主主義と代議民主主義を組み合わせたシステム 

概要

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液体民主主義とは、国民が自分で投票することも、信頼する代表者に投票権を委任することも自由に選べる民主的な仕組みのこと。
英語では Liquid democracy と呼ばれ、「液体」のように形を変えながら意思決定の方法を選べることに由来する。

この方式では、ある課題について詳しい知識を持つ人に票を託し、より適切な判断をしてもらうことができる。

さらに、委任は一時的であり、いつでも取り消したり別の人に移すことができるため、参加者の自由度が高いのが特徴。

従来の硬直的な代表制とは異なり、柔軟で分散的な意思決定を可能にする新しい民主主義の形として注目されている。

語源

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液体民主主義」は、英語 Liquid democracy の訳語で、liquid(液体)には流動的・柔軟なという意味がある。
インターネット技術の発展とともに提案された概念で、2000年代以降に欧州の一部政党や政治運動によって実験的に導入された。

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民主主義

内ゲバ (うちげば)

内部ゲバルト 読み:ないぶげばると
内ゲバ 読み:うちげば
とは、

『党派内や党派間での闘争』 

概要

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内部ゲバルトとは、主に政治運動や学生運動などの組織内部で、異なる意見や路線を持つ構成員に対して、暴力や脅迫、あるいは実力行使によって排除・制圧しようとする行為を意味する言葉。

特に1970年代の日本の新左翼運動において、対立する派閥間や内部粛清などを目的とした暴力的行為が「内部ゲバルト」として社会問題化した。

語源

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内部」は組織内、「ゲバルトGewalt)」はドイツ語で「暴力」を意味する。この二語を組み合わせ、「組織内部での暴力行使」という意味合いで使われるようになった。

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ゲバルト

OPEC (オペック)

Organization of the Petroleum Exporting Countries
読み:オーガニゼーションオブザペトロリウムエクスポーティングカントリーズ
石油輸出国機構
読み:せきゆゆしゅつこくきこう
とは、

『石油生産国が結集して形成された国際的な組織

概要

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OPECとは、石油生産国が結集して1960年に設立された国際的な政府間組織。、OPECは、国際石油市場の安定化や価格の調整、加盟国の利益保護を目的として活動している。

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組織

穏健 (読み)おんけん

穏健 (オンケン)とは、

『おだやかで、行き過ぎやまちがいがなくしっかりしているさま』

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強硬

強硬 (読み)きょうこう

強硬 (キョウコウ)
とは、

『自分の立場、主張を強い態度であくまでも押し通そうとすること』

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穏健