フランス語
Brunoise (ブリュノワーズ)
brunoise 読み:ぶりゅのわーず
とは、
【名】
『細かいさいの目切り』
概要
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brunoiseはフランス料理における野菜の切り方の一つで、約2〜3mm角の非常に細かいさいの目切りを指す。
主にソースやスープの具材として使われ、火の通りが早く、食感や見た目を整えるために用いられる。
例文
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・Le chef a préparé une brunoise de carottes et d’oignons pour la sauce.
シェフはソース用に人参と玉ねぎのブルノワーズを用意した。
語源
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「brunoise」の語源ははっきり解明されていないが、有力な説としてフランス語の brun「茶色」に由来するとされる。
細かく刻んだ野菜をバターなどで炒めると茶色く色づくため、この調理法全体を指す言葉になったと考えられている。
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Assiette (アシェット)
assiette 読み:あしぇっと
とは、
【名】
『平らな皿』
『一皿分の料理』
概要
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Assiette はフランス語で「皿」を意味する言葉で、日常的には食卓に用いる平らな皿を指す。
また、料理分野では盛り付けられた料理の一人前の分量や一皿のコースを表すこともある。
日本の飲食業界や洋食店でも、この語をそのまま用いてメニュー名や盛り付けのスタイルを示す場合がある。
例文
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・J’ai commandé une assiette de fromages.
チーズの盛り合わせを一皿注文した。
語源
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ラテン語 assidēre「座る、置く」に由来し、中世フランス語 assiette「置くこと、位置」を経て「皿」の意味に変化した。
もともとは物を置く場所や位置を意味し、そこから食べ物を置く「皿」を指すようになった。
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Suède (スエード)
suède 読み:すえーど
とは、
【名】
『スウェーデン』
『起毛加工された柔らかい革』
概要
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suède は、第一義では「スウェーデン」という国名を意味する単語。
衣類や皮革製品の分野では、動物の革の裏面を細かく起毛させた素材を表す言葉として用いられる。
起毛加工により、表面が繊細で均一な毛羽立ちを持つのが特徴で、手袋・靴・ジャケットなどに使用される。
語源
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本来の意味は「スウェーデン」。
18世紀のフランスにおいて、 “gants de Suède“「スウェーデンの手袋」という表現で、スウェーデン産のやわらかい革を使った高級手袋が人気となり、その素材や加工法を「suède」と呼ぶようになった。
この語はその後、英語にも「suede」として取り入れられた。
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Cuisine (クイズィーヌ)
cuisine 読み:クイズィーヌ
とは、
【名】
『台所』
『料理、調理法』
概要
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フランス語の cuisine は、「台所」や「料理」、「調理法」などを意味する名詞。
日常会話では、料理を作る場所としての「台所」を指す場合もあれば、作られる食事そのものや、料理の仕方を意味することもある。
たとえば、「彼女は台所にいる」や「フランス料理は有名だ」といった文脈で使われる。
語源
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ラテン語 coquina「料理」が語源で、これは動詞 coquere「調理する、煮る」に由来する。フランス語ではこの語から cuisine が派生し、「料理」や「台所」という意味で広く使われるようになった。
