フランス語

Concierge (コンシェルジュ)

テンプレ 読み:てんぷれ
とは、

【名】

概要

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concierge は、もともと建物の入口を管理し、人の出入りを見張る「門番」を意味する言葉。
中世ヨーロッパでは宮殿や貴族の館に置かれた職で、出入りの監視・鍵の管理・使者の取次ぎなどを行う役職だった。
のちにその役割は広がり、集合住宅や公共施設の「管理人」「受付」を指す語として定着する。

現代では、高級ホテルで宿泊客の要望に応えて案内や手配を行うスタッフのことも concierge と呼ぶ。
さらにそこから転じて、医療・ブライダル・不動産などでも「個別対応の案内人・相談役」としてこの語が比喩的に使われることがある。

例文

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・Le concierge garde l’entrée de l’immeuble.
 コンシェルジュは建物の入口を見張っている。

・Dans les hôtels de luxe, un concierge s’occupe des réservations pour les clients.
 高級ホテルでは、コンシェルジュが客の予約を手配する。

語源

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フランス語 concierge は、中世ラテン語 consergius または conservius に由来するとされ、語源的には「共同の世話人」「建物の保護者」の意味を持つ。
元々は王宮や貴族の館の鍵を管理する「門番」や「執事」を指しており、語の中心的な意味は「門と出入りを管理する人物」にあった。
現代のようなホテルや専門案内人の意味は、近代以降に拡大したものである。

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ホテル

執事

【形】Romantic (読み)ロマンチック

【形】romantic (ロマンティック)
とは、

『空想的な』

愛情に満ちた』

語源

フランス語の romanz「物語、詩」という意味から。

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愛情

Baiser (読み)ベーゼ

baiser (べーぜ)
とは、

『キス』

俗語

『性交する』

語源

古フランス語の baiser「手を差し出す」から派生し、「キス」を意味する用語として変化した。
俗語として「性交する」という意味も含むことがあり、使い分けには注意が必要。

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俗語

Promenade (プロムナード)

promenade 読み:ぷろむなーどとは、

【名】

概要

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promenade」はフランス語で、「気晴らしや社交を目的とした散歩」を意味する名詞。

動詞 se promener「歩き回る、散歩する」から派生した語で、特に人々がのんびり歩く場所や通りを指す場合にも使われる。

フランスでは、散歩自体が社交的な文化として根付いており、夕暮れや休日に人々が会話を楽しみながら歩く様子を表す言葉として使われる。

例文

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・Nous faisons une promenade au bord de la mer.
私たちは海辺を散歩する。

語源

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動詞 se promener「歩き回る、散歩する」に由来する。もとはラテン語 minare「導く、進ませる」に遡り、「前へ進むこと」から転じて「歩くこと」「散歩」の意味を持つようになった。

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