思想・哲学

オッカムの剃刀 (おっかむのかみそり)

Occam’s razor / Ockham’s razo
読み:オッカムズレイザー
オッカムの剃刀
読み:おっかむのかみそり

とは、

『必要以上に仮説を立てるべきでないという考え方』

概要

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オッカムの剃刀は、複数の仮説があるとき、無駄に複雑なものを排除して、できるだけ簡潔で合理的な説明を選ぶべきだとする原則。科学や哲学の分野で頻繁に引用される。

例えば、ある現象を説明するのに「単純な自然現象」か「複雑な超常現象」のどちらかを選ぶ場合、前者が支持されやすい。

語源

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ラテン語の “Entia non sunt multiplicanda praeter necessitatem“「存在は必要以上に増やしてはならない」に基づく。イギリスの神学者ウィリアム・オッカムが提唱したことから名付けられた。

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徳 (とく)

読み:トク
とは、

概要

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」は、人が本来備えるべき道徳的に優れた性質や、その人の行いが周囲に良い影響をもたらす力を指す語。

儒家思想においては、仁・義・礼・智などを総合した、人間としての理想的な人格を示す中心概念として扱われる。

また、善行を積み重ねることで将来良い結果を得る「功徳(くどく)」の意味へ広がることもある。

例文

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のある人は、自然と人々に慕われる。

・善行を続ければ、いつかとなって返ってくる。

語源

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漢字「」は、「彳『ゆく、行動』、直『ただしい』、心『こころ』」の意味を含む。
つまり「正しい心に基づく行い」という意味から、人の道徳的価値を表す語として発展した。

儒家思想を中心に広く用いられる語。

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道徳

Deconstruction (デコンストラクション)

deconstruction 読み:でこんすとらくしょん
脱構築 読み:だつこうちく
とは、 

哲学

『既存の仕組みを解体し、新たに構築し直すこと』

概要

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Deconstructionは、フランスの哲学者ジャック・デリダによって提唱された哲学的な概念

この概念は、既存の仕組みを解体し、その内在する矛盾や多義性を明らかにすることで、表面上の意味や構造を再評価する手法を指す。

語源

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ジャック・デリダが作った造語で、de-「離れる」construction「構造」で、「破壊して再構築する」という意味から。

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construction

Swampman (スワンプマン)

swampman 読み:すわんぷまん
とは、

概要

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スワンプマンとは、哲学で議論される自己同一性の問題を示す思考実験の一つ。

これは、泥沼(スワンプ)から偶然に人間と全く同じ姿・記憶・性格を持つ存在(スワンプマン)が生まれた場合、その存在は元の人物と同一人物と言えるのかを問うものである。

自己の本質や意識、記憶の役割について考察する際によく用いられる。

思考実験の詳細

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・ある男が沼で雷に打たれて死亡する。

・その直後、沼の中から死んだ男と全く同じ性質を持つ存在が偶然に生まれる(これをスワンプマンと呼ぶ)。

スワンプマンは脳、感性、癖、体質に至るまで、死んだ男と全く同一である。

主な観点

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・死ぬ前の人物とスワンプマンは同一人物とみなせるのか。

・肉体の構造や物質の違いは存在するといえるのか。

・心や意識の違いは存在するといえるのか。

・時間の経過や歴史の違いは問題となるか。

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