慣用句

取り付く島もない (読み)とりつくしまもない

取り付く島がない (とりつくしまがない)
とは、

語源

「海で溺れても上陸する島がないこと」という意味から。

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歯牙にもかけない (読み)しがにもかけない

歯牙にも掛けない (シガニモカケナイ)
とは、

語源

歯牙「言葉、口先」で、「論じるまでもない」という意味から。

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歯牙

鰾膠も無い (にべもない)

鰾膠も無い 読み:ニベモナイ
とは、

概要

鰾膠も無いとは、相手の態度が非常にそっけなく、話しかけても反応が冷たく、関係のきっかけがつかめない様子を表す表現である。

現代では主にこの「愛想がない」「そっけない」という意味で使われることが多い。

一方で、本来の意味から転じて、物事の手がかりや頼りとなる要素がまったくなく、どうしようもない状況を指す場合にも用いられる。

例文

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・相談を持ちかけたが、鰾膠も無い返事をされてしまった。

・彼の鰾膠も無い態度に、場の空気が一気に冷えた。

・証拠も手がかりもなく、まったく鰾膠も無い状況だ。

語源

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「にべ(魚の浮き袋)」「にかわ」で、「魚の浮き袋から作る接着剤」を意味する。
魚の浮き袋は粘り気が強く、古くから接着剤の原料として用いられてきた。
この接着剤は物をつなぎとめる役割を持つことから、それがない状態、すなわち人との接点(愛想)や物事の手がかりがないことを表すようになった。

同義語

鰾膠も無し (にべもなし)

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鰾膠

取り付く島もない

冠を曲げる (かんむりをまげる)

冠を曲げる 読み:カンムリヲマゲル
とは、

語源

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昔、公家が自分より上位の人に対し、故意に冠をずらしてかぶることで抗議の気持ちを表したことから。

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お冠

下衆の勘繰り (げすのかんぐり)

下衆の勘繰り/下種の勘繰り読み:ゲスノカングリ
とは、

概要

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下衆の勘繰り」とは、人の心情や行動について、悪意に満ちた憶測や推測をめぐらすことを指す言い回し。

多くの場合、下品な考え方や卑しい性根の持ち主が、他人の言動に対して必要以上に邪推し、根も葉もない悪い想像をする様子を揶揄して使われる。

会話や文章で、相手の失礼な勘繰りを否定したり皮肉る場面で用いられることが多い。

語源

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下衆「品性の劣った人」という意味で、「勘繰り」は「勘ぐる」の名詞形で、「根拠のない悪意ある推測」を意味する。
つまり「下種の勘繰り」とは、「下劣な者による悪意ある憶測」という構成で、蔑みや批判を込めた表現として使われる。

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