奇を衒う(きをてらう)

奇を衒う 読み:キヲテラウ
とは、

概要

詳細≫

奇を衒うは、人と同じやり方や表現を避け、あえて目新しさや風変わりさを狙って行動したり発言したりすることを指す。

多くの場合、自然さよりも奇抜さを優先し、受け手から不自然・わざとらしいと感じられることが多い。

文学、芸術、会話など幅広い場面で使われるが、やや否定的な意味合いを持つ。

例文

詳細≫

・彼の服装はいつも奇を衒っていて、周囲の目を引く。

奇を衒った表現ばかりでは、読者の共感を得にくい。

・監督は奇を衒わず、あえてシンプルな演出を選んだ。

語源

詳細≫

「普通でないこと」衒う「誇示する、見せびらかす」という意味から。
つまり「奇を衒う」は「普通でないことを誇示して見せる」ことを表す。

関連記事