慣用句

紺屋の白袴 (読み)こうやのしろばかま

紺屋の白袴 (こんやのしろばかま)
とは、

『他人のことで忙しくなり、自分の専門技術を自分のために使えていないこと』

語源

紺屋は白い生地を紺に染めるのが仕事だが、自分はいままのを着ているという意味から。

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玉に瑕 (読み)たまにきず

玉に瑕 (タマニキズ)
とは、

『それさえなければ完璧だが、ほんの少し欠点があること』

語源

「美しい宝石」に小さな「きず」があると言う意味から。

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カモにする (読み)かもにする

鴨にする (カモニスル)
鴨る (カモる)
とは、

 『だましやすい相手として利用する

語源

が捕まえやすい鳥であることから。

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煮え切らない (読み)にえきらない

煮え切らない (ニエキラナイ)
とは、

語源

江戸時代の言葉で、「食材を十分に火にかけず、中途半端に煮えていない状態」という意味で使われていたことから。

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反故にする (ほごにする)

反故にする/反古にする 読み:ホゴニスル
とは、

概要

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反故にする」は、もともと「反故」という言葉が「書き損じや不要になった紙」を意味したことに由来する表現。

そこから比喩的に転じて、「約束・契約・約定などを捨てて無効にする」「取り決めをなかったことにする」という意味で使われるようになった。

現代では日常会話や報道、ビジネス文書などでも広く使われる言い回しである。

例文

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・2社の間で交わされた契約は反故にされた

・彼は以前の約束を簡単に反故にした

語源

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反故」は「不用の紙」「捨てられたもの」を指し、「反故にする」は「紙を捨てるように約束を捨てる」という比喩から生まれた表現。
つまり「反故にする」は「約束を破棄する」「無効にする」という意味を持つようになった。

同義語

反故にされる (ほごにされる)

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反故