ケトン体 (けとんたい) Ketone bodies 読み:ケトンボディーズケトン体 読み:ケトンタイとは、 『脂肪が分解される際に肝臓で生成される物質』 概要 詳細≫ ケトン体は、体内で脂肪が分解される過程で肝臓で作られる水溶性の有機化合物群を指す。 主にアセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、アセトンの三種類があり、これらはグルコースが不足している際の代替エネルギー源として心臓や筋肉、脳などで利用される。特に飢餓時や糖質制限時に血中濃度が上昇し、エネルギー供給の重要な役割を果たす。 過剰になるとケトアシドーシスを引き起こすことがあるが、通常の生理状態では安全に代謝される。 語源 詳細≫ Ketone「カルボニル基を持つ化合物の総称」Bodies「複数の化合物群」という意味から。 関連記事 Ketone