反故/反古 読み:ホゴ
とは、
『不要になった紙』
『役に立たなくなった物事、無駄にすること』
『約束・契約などを無効にすること』
概要
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「反故」は、もともと「書き損じや不要になった紙」を指す言葉。
転じて、契約・約束・取り決めなどを破棄したり、無効にすることを意味するようになった。
現代では主に慣用句「反故にする(ほごにする)」の形で使われ、「約束を破棄する」「取り決めをなかったことにする」という意味で用いられる。
例文
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・2社の間で交わされた契約は反故にされた。
・彼は以前の約束を簡単に反故にした。
語源
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反「ひるがえす」故「古いもの、もとのもの」という意味から。
つまり「反故」は「古い紙をひるがえして再利用するもの」を表し、そこから「不用の紙」「捨てられたもの」という意味を経て、「約束を捨てる」「無効にする」という比喩的な意味へと転じた。
誤読
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「はんこ」と読むのは誤読。