産官学 (さんかんがく)

産官学 読み:サンカンガク
とは、

概要

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産官学は、産業界(企業や経済団体)、官公庁政府や地方自治体)、学術機関(大学や研究機関)の三つの分野をひとまとめにした言葉。
これら三者が連携して、技術開発、政策立案、地域振興、社会課題の解決などに取り組む場面で使われる。

特に、産官学連携や産官学共同プロジェクトといった形で、相互に知識や資源を持ち寄り、協力しながら新たな価値を創出することを指す場合が多い。

語源

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「産業」官公庁「学術機関」を意味し、三者の頭文字を並べたもの。高度経済成長期以降、特に技術革新や地域振興の文脈で広く用いられるようになった。

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官公庁

烙印 (らくいん)

烙印 読み:ラクイン
とは、

概要

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烙印は、本来は熱した焼きごてで皮膚や物に押し付けて付ける印のことを指す。
家畜や罪人の識別、所有の証として用いられてきた。

転じて、いったん世間から付けられると消すことができない恥や汚名、社会的な評価を意味する比喩的な表現としても使われる。

語源

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「焼く、焼き付ける」「しるし」を意味する漢字。これらが結びつき、「焼きごてで付けたしるし」を表す言葉として成立した。古代中国から伝わった語で、日本でも同様の意味で用いられてきた。

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スラブ人 (すらぶじん)

Slavs 読み:スラヴズ/スラブス
スラブ人 読み:スラブジン
とは、

概要

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スラブ人は、インド・ヨーロッパ語族のスラブ語派の言語を話す民族の総称で、主にロシア、ウクライナ、ポーランド、チェコ、スロバキア、セルビア、クロアチアなどの地域に住んでいる。

文化や宗教、歴史的背景は地域によって異なるが、言語や民族的起源に共通点があるとされる。

東スラブ(ロシア・ウクライナ・ベラルーシ)、西スラブ(ポーランド・チェコ・スロバキアなど)、南スラブ(セルビア・クロアチア・ブルガリアなど)に大別される。

語源

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Slavs は、彼ら自身の古い呼称に由来し、「言葉を話す人々」「仲間」を意味したとされる。この語は中世ヨーロッパでラテン語 Sclavus に転じ、スラブ人奴隷として売買されることが多かった歴史的背景から、西ヨーロッパで「slave奴隷)」の語源ともなった。

同義語

スラヴ人 (すらゔじん)

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奴隷

slave

奴隷 (どれい)

奴隷 読み:ドレイ
とは、

概要

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奴隷は、自由や権利を奪われ、他人の支配下で強制的に労働を課される人を指す。

歴史的には売買や捕獲によって所有物とされ、自由意志を持たずに労働や奉仕を強いられる立場の人を意味する。

また、比喩的にある物事や人物に極端に従属する人を指すこともある。

語源

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」は下僕や召使を表す漢字で、「」は従う、支配に服するという意味の漢字。これらが組み合わさり、他人に従属し自由を奪われた者を表す語となった。中国古代からの用語が日本に伝わり、同様の意味で定着した。

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試供品 (しきょうひん)

試供品 読み:シキョウヒン
とは、

概要

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試供品とは、企業や販売者が商品を消費者に試してもらうために、無料で配る製品のこと。

新商品の販促、使用感の確認、認知拡大などを目的として配布される。

語源

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試供「試しに提供する」「物、製品」という意味で、「試しに提供される製品」を表す言葉として成立している。昭和期から販促用語として定着した。

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提供

試供