フランクリン効果 (ふらんくりんこうか)
Ben Franklin Effect 読み:ベンフランクリンエフェクト
フランクリン効果 読み:フランクリンコウカ
とは、
『相手に頼みごとをすると、好意を持たれやすくなる心理効果』
概要
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フランクリン効果とは、人に頼みごとをすると、その相手が自分に対して好意を持ちやすくなる心理現象のこと。
通常、好意を持っている相手に対して助けたいと感じるが、逆に「助けた相手を好きになる」という心理が働く。
この効果を利用すると、人間関係を良好に築きやすくなる。
語源
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アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンが、自分を敵視する相手に本を貸して欲しいと頼んだところ、その後相手が友好的になったというエピソードに由来する。
同義語
ベンジャミン・フランクリン効果 (べんじゃみんふらんくりんこうか)
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カチッサー効果 (かちっさーこうか)
カチッサー効果 読み:カチッサーコウカ
とは、
『特定の刺激によって無意識に特定の行動を引き起こす心理現象』
概要
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カチッサー効果とは、ある特定の刺激(言葉や動作)によって、人が無意識に特定の行動を取る心理現象のこと。
例えば、「なぜなら〜」という言葉を付けるだけで相手が納得しやすくなる効果などが知られている。
この現象は、脳が過去の経験から学んだパターンに基づいて自動的に反応するために起こる。
この効果は、日本では「カチッサー効果」と呼ばれるが、正式には英語で “Automaticity“「自動性」とされている。
語源
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アメリカの社会心理学者エレン・ランガーの研究に由来し、カセットテープの「カチッ」とボタンを押すと「サー」と音が流れるように、自動的に行動が引き起こされることになぞらえて名付けられた。