θαυμάζειν (タウマゼイン)

θαυμάζειν (thaumazein) 読み:たうまぜいん
とは、

概要

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タウマゼインは、驚きや不思議に思う感情を意味する古代ギリシャ語の言葉。

哲学では、この感情が探求や思索の出発点になるとされる。

特にプラトンやアリストテレスは「哲学はタウマゼインから始まる」と述べ、世界の不思議さに気づくことが知の探求の第一歩であると考えた。

語源

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ギリシャ語の  θαυμάδιον(thaumadion)「驚くべきもの、不思議なもの」を意味する。そこから「驚く」「感嘆する」という意味の動詞が派生した。

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フランクリン効果 (ふらんくりんこうか)

Ben Franklin Effect 読み:ベンフランクリンエフェクト
フランクリン効果 読み:フランクリンコウカ
とは、

概要

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フランクリン効果とは、人に頼みごとをすると、その相手が自分に対して好意を持ちやすくなる心理現象のこと。

通常、好意を持っている相手に対して助けたいと感じるが、逆に「助けた相手を好きになる」という心理が働く。

この効果を利用すると、人間関係を良好に築きやすくなる。

語源

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アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンが、自分を敵視する相手に本を貸して欲しいと頼んだところ、その後相手が友好的になったというエピソードに由来する。

同義語

ベンジャミン・フランクリン効果 (べんじゃみんふらんくりんこうか)

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カチッサー効果 (かちっさーこうか)

カチッサー効果 読み:カチッサーコウカ
とは、

概要

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カチッサー効果とは、ある特定の刺激(言葉や動作)によって、人が無意識に特定の行動を取る心理現象のこと。

例えば、「なぜなら〜」という言葉を付けるだけで相手が納得しやすくなる効果などが知られている。

この現象は、脳が過去の経験から学んだパターンに基づいて自動的に反応するために起こる。

この効果は、日本では「カチッサー効果」と呼ばれるが、正式には英語で “Automaticity“「自動性」とされている。

語源

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アメリカの社会心理学者エレン・ランガーの研究に由来し、カセットテープの「カチッ」とボタンを押すと「サー」と音が流れるように、自動的に行動が引き起こされることになぞらえて名付けられた。

同義語

Automaticity (オートマティシティ)

自動性 (じどうせい)

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リーキーガット症候群 (りーきーがっとしょうこうぐん)

Leaky Gut Syndrome 読み:リーキーガットシンドローム
リーキーガット症候群 読み:りーきーがっとしょうこうぐん
とは、

概要

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リーキーガット症候群とは、腸内フローラの乱れや炎症が原因で、腸のバリア機能が低下し、腸壁が破れて未消化の物質が体内に漏れ出す。

この状態が続くと、免疫システムの異常や消化不良などを引き起こすことがある。

語源

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Leaky「漏れやすい」Gut「腸」を組み合わせた表現。

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leaky

gut

Gut (ガット)

gut 読み:がっと
とは、

【名】

【動】

語源

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古英語 guttas「内臓」から派生し、現代英語の gut「腸、内臓」として使われるようになった。内臓が感覚や感情に強く結びついていることから、「本能」や「直感」を指す意味も生まれた。

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