本番昇格 (ほんばんしょうかく)

本番昇格 読み:ホンバンショウカク
とは、

『開発環境から本番環境へシステムを移行すること

『本番環境でシステムを稼働させること

概要

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IT業界における「本番昇格」とは、開発・検証・テストを終えたシステムプログラム、設定ファイル、データなどを、本番環境へ移行し、実際の業務運用に用いる段階に引き上げることを指す言葉。

これは「本番リリース」「本番反映」と同義で使われることもある。

実運用環境ではユーザや外部システムとの接続、本物の取引や業務処理が行われるため、昇格に際しては綿密な手順書、リリース管理、承認フロー、バックアップ体制などが求められる

トラブル時に備えたロールバック手段を準備しておくのも一般的。

語源

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本番」は「実際の運用が行われる正式な環境」を意味し、「昇格」は「より上位の段階に引き上げられること」を意味する。
つまり「本番昇格」は「テストや開発の段階を経て、正式な運用環境へと格上げされること」を表すIT業界特有の用語。
システム開発、Web運用、データベース管理など広範な分野で使われている。

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昇格

システム

BMCル (読み)ビーエムシー

Baseboard Management Controller (ベースボードマネジメントコントローラ)とは、

『遠隔からコンピュータを管理するための制御用ICチップおよび、その機能

 

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老獪 (ろうかい)

老獪 読み:ロウカイ
とは、

概要

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老獪は、年齢や経験を背景にして、非常に巧妙で抜け目のない行動をとる人物を形容する言葉。

単に知恵があるというよりも、計算高く立ち回り、人を出し抜くようなずる賢さを含む。

肯定的な意味合いで用いられることもあるが、一般的にはやや否定的なニュアンスを持つ。

例文

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・彼は老獪な政治家で、どんな局面でも自分に有利な展開に持ち込む。

老獪な商人は、相手の心理を巧みに利用して交渉を進めた。

語源

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「おいる」「わるがしこい」という意味から。
つまり「経験を積んでいて悪知恵のはたらくさま」という意味。

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 Profile (プロファイル)

profile 読み:ぷろふぁいる
とは、 

 【名】

『横顔、側面』

『紹介、略歴、プロフィール』

語源

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ラテン語が語源で、pro-「前に」filare「線を引く」で、「下書きする」が語源。

最初は物の側面や輪郭を描くことを意味していたが、後に人物や物事の概要や特徴をまとめた記述を指す言葉として使われるようになった。

同義語

フランス語:profil (プロフィール)

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