本番昇格 (ほんばんしょうかく)

本番昇格 読み:ホンバンショウカク
とは、

『開発環境から本番環境へシステムを移行すること

『本番環境でシステムを稼働させること

概要

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IT業界における「本番昇格」とは、開発・検証・テストを終えたシステムプログラム、設定ファイル、データなどを、本番環境へ移行し、実際の業務運用に用いる段階に引き上げることを指す言葉。

これは「本番リリース」「本番反映」と同義で使われることもある。

実運用環境ではユーザや外部システムとの接続、本物の取引や業務処理が行われるため、昇格に際しては綿密な手順書、リリース管理、承認フロー、バックアップ体制などが求められる

トラブル時に備えたロールバック手段を準備しておくのも一般的。

語源

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本番」は「実際の運用が行われる正式な環境」を意味し、「昇格」は「より上位の段階に引き上げられること」を意味する。
つまり「本番昇格」は「テストや開発の段階を経て、正式な運用環境へと格上げされること」を表すIT業界特有の用語。
システム開発、Web運用、データベース管理など広範な分野で使われている。

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