不条理 (ふじょうり)

不条理 読み:フジョウリ
とは、

概要

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不条理とは、物事の筋道道理に合わず、理屈が通らないことを指す言葉。

常識的に考えて理解できない状況や、納得できない不合理な出来事に対して使われる。

哲学や文学では、人生そのものの意味のなさや矛盾を表現する際にも「不条理」という概念が用いられる。

日常生活では、「不条理な目に遭う」「不条理な要求」といった形で使われることが多い。

語源

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「〜でない」条理道理にかなった正しい考え」という意味から。

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条理

条理 (じょうり)

条理 読み:ジョウリ
とは、

概要

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条理とは、物事の筋道が通っていて、理にかなっていることを指す言葉。

議論・判断・行動などにおいて、感情的・恣意的ではなく、論理的かつ合理的な根拠があることを表す。

法律、倫理、社会制度などに関する話題で、「条理に反する」「条理にかなう」といった使い方がされることが多い。

語源

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「すじ」「物事の筋道」という意味から。

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筋道

喉元過ぎれば熱さを忘れる (のどもとすぎればあつさをわすれる)

喉元過ぎれば熱さを忘れる 読み:ノドモトスギレバアツサヲワスレル
とは、

概要

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喉元過ぎれば熱さを忘れる」とは、苦痛や困難な出来事があったとしても、それが過ぎ去ってしまうと、そのときのつらさを忘れてしまう人間の性質を表すことわざ。

特に、苦しい思いをしたにもかかわらず、同じ過ちを繰り返したり、他人の苦しみを理解できなくなることを批判的に言う場合に使われる。

日常会話では、自分や他人の忘れっぽさや教訓を生かせないことを指摘する場面でも使われる。

語源

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熱いものを飲み込むとき、喉元を通る間は熱さを感じるが、それを過ぎてしまえば熱さを忘れることに由来するたとえ。

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懐古趣味 (かいこしゅみ)

懐古趣味 読み:カイコシュミ
とは、

概要

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懐古趣味とは、過ぎ去った時代や昔の文化、風俗、物品などに特別な愛着を抱き、それらを好む傾向を指す言葉。

単なる懐かしさを感じるだけでなく、意識的に昔のものを好み、収集したり、再現したりする行動を含む。ファッション、音楽、文学、建築など様々な分野で見られる。

時には、現代よりも過去を高く評価する感情を含む場合もある。

語源

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懐古「昔のことをなつかしく思うこと」趣味「好み・興味」を意味し、それらを組み合わせた日本語の表現。

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懐古

Retro (レトロ)

retro 読み:れとろ
とは、

【形】

【名】

概要

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retroは、過去の文化、デザイン、ファッション、音楽などの様式を現代に取り入れたものを指す。

「昔懐かしい」「古き良き時代を思わせる」といったニュアンスを持ち、特に20世紀中頃(1950〜1980年代頃)のスタイルを再現・模倣したものに使われることが多い。

元々「retrospective」の短縮形として使われ始めたが、現在では独立した単語として定着している。

語源

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ラテン語の retro「後ろへ、過去へ」に由来し、英語の retrospective「回顧的な」の一部から派生して略語として生まれた。

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retrospective