田園都市 (でんえんとし)

田園都市 読み:デンエントシ
とは、

概要

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田園都市とは、自然に囲まれたのどかな環境(田園)と、都市としての機能や利便性を兼ね備えた都市を指す。

「自然と共生しながらも、教育・医療・交通などの都市機能を持ち、快適な暮らしができる都市」を理想として描かれる。

都市の過密や環境破壊への反省から生まれた概念で、住環境の質を重視した都市計画としても位置づけられる。

語源

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元々は、イギリスの都市計画家エベネザー・ハワードが提唱した「Garden City」に基づく考え方。
彼の著書『明日の田園都市(Garden Cities of To-morrow)』(1898年)では、自然と都市の長所を融合させた新しい都市像として「田園都市」が示された。
日本ではその思想が導入され、「田園都市」という訳語で定着した。

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