Vienna sausage (ヴィエナソーセージ)

vienna sausage 読み:ゔぃえなそーせーじ
とは、

概要

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vienna sausage とは、オーストリアの首都ウィーン風のソーセージを意味し、主に豚肉や牛肉のひき肉を腸詰めにして加熱加工した小型のソーセージを指す。

欧米では缶詰にされていることが多く、柔らかく塩気のある保存食として使われる。

一方で、日本で「ウィンナー」と呼ばれるソーセージも英語では vienna sausage の一種とされる。

vienna sausage とウィンナーソーセージの違い

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英語圏での vienna sausage は広い意味で使われており、缶詰製品や鶏肉・七面鳥を主原料とした柔らかいソーセージなども含まれる。

一方、日本の「ウィンナーソーセージ」はJAS規格により、原料・形状・製法などが明確に定められている。

このため、英語の vienna sausage に含まれても、日本のウィンナーソーセージとは見なされないものが存在する。

項目 vienna sausage(英語圏) ウィンナーソーセージ(日本のJAS規格)
ケーシング(腸詰め) なしの場合もある(皮なしタイプ) 必要(天然または人工のケーシングを使用)
原料の肉種 豚肉・牛肉・鶏肉・七面鳥など 豚肉または牛肉が主(鶏肉は不可)
加工方法 蒸し・ボイル・缶詰など多様 加熱処理済みであることが必須
形状 短い棒状・缶詰サイズなど様々 長さ13cm未満の小型ソーセージ
保存方法 缶詰など常温保存の製品が多い 基本は冷蔵・冷凍保存

語源

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vienna は「ウィーン」を意味する英語。直訳すると「ウィーン風ソーセージ」という意味になる。
オーストリアのウィーンで発祥したレシピに由来するとされるが、現在は世界各地で様々な形に派生している。

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