非機能要求グレード (ひきのうようきゅうぐれーど)

非機能要求グレード
読み:ヒキノウヨウキュウグレード
とは、

IT

非機能要件を定義づけるための項目』

概要

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非機能要求グレードとは、システムやソフトウェアの動作や機能以外の品質特性を評価・分類するための指標。

情報処理推進機構が2018年に公開した。

分類

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非機能要求グレードは、以下の6つの分類に分けられる。

可用性

システムがどの程度の時間稼働しているか、計画的な停止や予期せぬ障害から迅速に復旧できるかを評価する。

性能・拡張性

システムの応答時間、処理能力、スループットなどの性能面と、将来的な拡張性を評価する。

運用・保守性

システムの運用や保守がどれだけ容易で効率的に行えるかを評価する。

移行性

システムやデータを他の環境やプラットフォームに移行する際の容易さを評価する。

セキュリティ

システムがどれだけ安全であるか、データの保護、アクセス制御、脅威に対する防御策などを評価する。

システム環境・エコロジー

システムが環境に与える影響や、エネルギー効率、リソースの消費などを評価する。

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