backdraft ばっくどらふと
とは、
『火災現場で密閉された空間に急激に酸素が供給された際に発生する爆発現象』
概要
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バックドラフトは、火災現場で、一酸化炭素が溜まった密閉空間に、酸素が急激に供給されると爆発を引き起こす現象。
火災の中で酸素が不足している状態で、燃えている物質が燃焼した場合、物質が酸素不足の中で不完全燃焼し、一酸化炭素を生成する。酸素が不足しているため、燃焼中の火は燃え尽きず残り、酸素が急激に供給されると引火し、爆発が発生する。
語源
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back「後方」draft「空気の流れ」を組み合わせた英語。
つまり「逆流する空気の流れ」という意味から転じて、酸素が急に流れ込み爆発的燃焼を引き起こす現象を表す言葉。