Domar condition 読み:ドーマーコンディション
ドーマー条件 読み:ドーマージョウケン
とは、
『政府債務を持続可能に保つための経済成長率と金利の関係を示す条件』
概要
ドーマー条件とは、政府債務の対GDP比を長期的に安定させるために、経済成長率と国債などの債務にかかる利子率との関係を示した経済学上の考え方である。
一般的には、経済成長率が利子率を上回る状態では、政府債務の対GDP比は安定または縮小しやすくなり、反対に利子率が経済成長率を上回る状態が続くと、政府債務の対GDP比は拡大しやすくなるとされる。
各国の財政の持続可能性を分析する際の基本的な指標の一つとして用いられ、日本の財政問題を論じる場面でもしばしば取り上げられる。
語源
詳細≫
アメリカの経済学者エブセイ・D・ドーマー(Evsey D. Domar)の名に由来する。
1944年に発表した政府債務と経済成長の関係に関する研究で示された考え方が基礎となり、その後、財政の持続可能性を説明する概念として「ドーマー条件」と呼ばれるようになった。