起立性調節障害 (きりつせいちょうせつしょうがい)

起立性調節障害 読み:キリツセイチョウセツショウガイ
とは、

概要

起立性調節障害とは、立ち上がった際に血圧や心拍数、自律神経の調節がうまく働かず、脳への血流が一時的に低下することで、さまざまな不調が生じる状態を意味する言葉である。

主な症状として、立ちくらみ、めまい、動悸、倦怠感、頭痛、朝起きられない、失神などが挙げられる。特に、起床時や長時間立っている場面で症状が出やすい。

午前中に症状が強く現れ、午後から夜にかけて軽快することが多い点も特徴である。この時間帯による差から、周囲に「怠け」や「生活習慣の問題」と誤解されることもあるが、本人の意思だけでコントロールできるものではない。

思春期の子どもや若年層に多く見られ、成長期の身体変化に対する自律神経の発達や、ホルモンバランスの変化が関係すると考えられている。一方で、大人にも起こる場合がある。

症状の程度には個人差があり、生活習慣の改善、水分や塩分の調整、運動療法、薬物療法などが用いられることがある。

語源

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起立は「立ち上がること」、は「〜に関する」、調節は「バランスを整えること」、障害は「正常に機能しないこと」を意味する。つまり「起立性調節障害」は「立ち上がる際の身体調節機能に障害が生じた状態」を意味し、立位時の血圧や自律神経の調整異常を表す言葉となった。

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