懇ろ 読み:ネンゴロ
とは、
『親しいさま、心がこもっているさま、丁寧なさま』
『男女が特別に親しい関係にあること』
概要
懇ろとは、人に対して親しみや思いやりを持って接することや、心を込めて丁寧に行うことを意味する言葉である。
古くから使われている語で、「懇ろに世話をする」「懇ろな関係」のように用いられる。
相手への配慮や誠意を表す場合に使われる一方、「懇ろな仲」のように、男女が特別に親密な関係にあることを表す場合もある。
例文
詳細≫
・恩師に懇ろに礼を述べた。
・地域の人々が懇ろに迎えてくれた。
・二人は懇ろな仲であるとうわさされていた。
語源
詳細≫
古語の「ねもころ」に由来する。「ねもころ」は「親しくする」「心を込める」といった意味で用いられ、中世以降に音が変化して「ねんごろ」となった。なお、「ね」は本心や根本を表す語と考えられており、もともとは「心の底から親しく接すること」を意味していたとされる。漢字の「懇」は後から当てられた字である。