鏑矢 (かぶらや)

鏑矢/蕪矢 読み:カブラヤ
とは、

概要

鏑矢とは、矢の先端(矢尻の根元)に「鏑(かぶら)」と呼ばれる木製や角製の中空の部材を取り付けた矢を指す言葉である。

放たれると、鏑に開けられた穴に風が通ることで「ヒュー」という高い風切り音(矢鳴り)を発する。

日本では古くから戦いや儀式で用いられ、戦闘開始の合図や威嚇、神事などの目的で射られた。特に武士の戦では、開戦を告げる「鏑矢を放つ」という慣習が知られている。

現在でも流鏑馬や神社の神事などで使用されることがあり、日本の伝統的な弓術や武家文化を象徴する道具の一つとなっている

語源

詳細≫

「矢に取り付けて音を鳴らすための中空の部品」「や」から成る。つまり「鏑を付けた矢」を意味する言葉である。

なお、「かぶら」の語源については諸説あるが、音が響く様子に由来するとする説や、蕪(かぶ)のように丸くふくらんだ形に由来するとする説が知られている。

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