拿捕 (だほ)

拿捕 読み:ダホ
とは、

概要


拿捕は、国家が法的根拠にもとづき、船舶や航空機などの自由を実力で奪い、管理下に置く行為を指す語である。

戦時においては、戦時国際法にもとづき敵国の船舶や貨物を捕える行為を意味するが、現代ではむしろ平時における法執行の文脈で多く用いられる。

具体的には、領海内での違法操業(密漁)、領海侵犯、制裁違反、海賊行為などに対し、海上保安機関や沿岸警備隊が国内法や国際法にもとづいて外国船を拘束する行為を指す。

実務上は、船舶そのものを拘束する行為を「拿捕」と呼び、その後に乗組員の逮捕や船体・積荷の押収・没収が行われる。

例文

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・領海内で密漁を行っていた外国漁船が拿捕された。

・制裁決議に違反した疑いで、タンカーが拿捕された。

・海上保安機関は違法操業船を拿捕し、調査を行った。

語源

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「とらえる、つかむ」「捕える、確保する」という意味から成り、力を行使して対象を押さえる行為を強調した語。

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