番頭 (ばんとう)

番頭 読み:ばんとう/ばんがしら
とは、

概要

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番頭は、主に江戸時代以降の商家において、主人の代理として店の経営実務を担った重要な役職を指す語である。

奉公人の中でも最上位に位置し、金銭管理、仕入れ、帳簿の管理、番頭会議の統率、若い奉公人の指導など、店の運営に関わる中核的な業務を一手に引き受けた。

単なる従業員ではなく、長年の奉公によって信頼を得た人物が任される立場であり、主人不在時には事実上の経営責任者として振る舞うことも多かった。

近代以降は商家制度の衰退とともに実態としての番頭は減少したが、現在でも比喩的に「現場を仕切る人物」や「実務の中心人物」を指して用いられることがある。

語源

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番「持ち場を見張る、役割を受け持つ」頭「長、かしら」という意味から成り、店の中で一定の持ち場や役目を統括する責任者を指した語である。つまり番頭とは、商家において実務の現場を預かり、奉公人たちをまとめる役職名として成立した言葉である。

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