悪魔の証明 読み:アクマノショウメイ
Devil’s proof 読み:デビルズ・プルーフ
とは、
『存在しないことや起きていないことを証明することの難しさを指す言葉』
概要
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悪魔の証明とは、「ある/存在する」と主張された事柄に対し、「それが存在しない」ことを証明しようとするときに生じる論理的な困難を指す言葉である。
事実の存在は証拠によって示せる一方、非存在を証明するには無限の可能性をすべて否定する必要があり、原理的に不可能となる場合が多い。
このため、論理学や法学では「あると主張する側が立証責任を負う」という原則が重視される。
裁判、科学的議論、日常的な論争などで、無理な立証要求や責任転嫁を批判する文脈で用いられる。
語源
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「悪魔の証明」は、中世ヨーロッパの法学用語であるラテン語 Probatio diabolica に由来する。
これは土地の所有権を証明する際、過去の正当な所有者を最初まで無限に遡って証明しなければならなかった手続きの不可能性を指した言葉で、「悪魔にしか成しえない証明」という意味で用いられた。
そこから転じて、現代では「否定や非存在を証明することの困難さ」を表す比喩として定着している。