『墓石の後ろなどに立てる細長い木の板』
概要
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卒塔婆とは、仏教において故人の冥福を祈るために墓や供養の場に立てる木の板を指す。
表面には経文や戒名などが書かれ、五輪塔を象徴する形に作られている。
もとは釈迦の遺骨を納めた塔「ストゥーパ(stūpa)」を模したもので、日本では墓標や追善供養の象徴として広く用いられている。
 
語源
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語源はサンスクリット語「stūpa(ストゥーパ)」。
本来は「仏塔」を意味し、仏陀の遺骨や遺物を納めた塔を指す。これが音写されて「卒塔婆」となり、後に木製の供養塔を意味するように変化した。
 
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