口に上せる 読み:クチニノボセル
とは、
『話題として言葉に出す』
概要
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「口に上せる」とは、物事を話題にして言葉に出すことを意味する表現。
あまり口に出さないことをわざわざ言う場合や、他人のうわさや評判を話にする場合によく使われる。
日常的な会話よりも文章語ややや改まった表現として用いられる。
例文
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・彼の名前を口に上せる者は、もはやほとんどいなかった。
・そんなことをわざわざ口に上せる必要はない。
語源
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口「発言やことば」上せる「上に出す、持ち出す」という意味。
つまり「口に上せる」は「口に乗せて言葉として外に出す」ことから、「話題にする」という意味に転じたもの。