割譲 読み:カツジョウ
とは、
『所有物の一部をを譲渡すること』
概要
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割譲は、主に国家間の条約や協定において、領土の一部を他国に譲り渡す場合に使われる言葉。
多くの場合、戦争の結果や外交交渉の末に不利な条件として行われるため、強制的・消極的な意味合いを伴うことが多い。
個人間の物のやりとりにはほとんど用いられず、政治的・法的文脈で使われることが特徴。
例文
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・日清戦争後の下関条約で、清国は遼東半島を日本に割譲した。
・植民地時代、多くの土地が不平等条約によって外国に割譲された。
語源
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割「分ける」譲「ゆずる、あたえる」で、つまり「分けて他者に譲り渡す」という意味から。