満州 読み:マンシュウ
とは、
『中国東北部に位置する歴史的な地域名』
概要
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満州は、中国の東北部にあたる地域の呼称で、現在の遼寧省・吉林省・黒竜江省を中心とする広い範囲を指す。
19世紀末から20世紀前半にかけて列強の進出が激しく、日本はこの地域を経済的・軍事的に重視した。
1932年には日本の支配下で「満州国」が建国され、第二次世界大戦の終結とともに消滅した。
現在では「満州」という地名は公式には用いられず、「中国東北地方」として呼ばれることが多い。
語源
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「満州」という呼称は、清を建国した満族の民族名「満」に由来し、「州」は地域を意味する。
つまり「満族の地」という意味合いを持つ。