乳房 (ちぶさ)

乳房 読み:ちぶさ/にゅうぼう
とは、

概要

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乳房とは、哺乳類の雌に見られる胸部のふくらみで、乳腺をもち、乳を分泌する器官。人間では女性に発達しており、子を産んだ後に授乳を行うための役割をもつ。

通常は左右一対で存在し、中央には乳首(乳頭)がある。
乳腺組織や脂肪組織、血管などから構成され、性成熟や妊娠・出産の過程で大きく変化する。

男性にも乳房は存在するが、乳腺が発達しないため機能的ではない。
また、乳房は生理的機能だけでなく、文化的・性的・象徴的な意味合いをもたされることも多い。

語源

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「乳汁」「袋の形になってついているもの」で、「乳の出るふくらみ」という語義に由来する古い和語。漢語では「乳房(にゅうぼう)」とも表記され、医学や解剖学では主に「にゅうぼう」と読むことが多い。

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