中手骨 (ちゅうしゅこつ)

中手骨 読み:チュウシュコツ
英語:Metacarpal bones 読み:メタカーパルボーンズ
とは、

概要

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中手骨は、人間の手にある骨の一部で、手のひら(手掌)の中に位置している。

片手に5本あり、それぞれ親指から小指まで1本ずつ対応している。

手首にある「手根骨(しゅこんこつ)」と、指の骨である「指節骨(しせつこつ)」をつなぐ役割を持ち、手を握ったり広げたりといった動作の支えとなっている。

中手骨があることで、手のひらに適度な柔軟性と強度が保たれている。

語源

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中手骨」という名称は、手の中央部分(中手)にある骨という意味から来ている。「中」は「中央」、「手」は「手のひら」、「骨」は骨格を指す語。

西洋医学の用語では “metacarpal bone” と呼ばれ、「carpal(手根)」の「後ろ=meta」に位置する骨という意味を持つ。

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画像:Anatomography(CC BY-SA 3.0)
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