Barrel (バレル)

barrel 読み:バレル
とは、

【動】

【動】

野球

概要

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barrelとは、元々大きな円筒形の容器(樽)を指す英単語であり、そこから派生して銃の銃身やバットの太い部分にも用いられるようになった。

特に野球においては、バットの中でボールを最も効率よく打つことができる部分(スイートスポット)を「バレル」と呼び、ここで打球すると最大限の飛距離と打球速度が得られるとされる。

また近年では、Statcastなどのデータ分析において、「打球速度98マイル以上、打球角度26〜30度」といった条件を満たす打球を「バレル」と分類し、長打や本塁打の可能性が高い打球として統計的に用いられている。

語源

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古フランス語 baril「小さな樽」が語源とされる。英語に取り入れられた当初は「液体を保存するための大きな容器(樽)」を意味し、後に形状が似ていることから銃身や円筒形の部分、さらにバットの太い部分にも用いられるようになった。

また、樽が中身を詰めたまま勢いよく転がる様子から、「猛スピードで進む」「突進する」という動詞の俗用も生まれた。

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