Token (トークン)

token 読み:とーくん
とは、

【名】

『しるし、証拠、象徴』

セキュリティ

『認証に必要な情報』

暗号資産

ブロックチェーン上で発行されるデジタル資産』

概要

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token は、多義的な英単語で、文脈によって意味が大きく変わる。もともとは「しるし」「象徴」を表す言葉で、愛情や感謝の証としての記念品や贈り物を意味することもある。
さらに、交通機関やゲームセンターなどで使われる「代用コイン」や「引き換え券」の意味もある。

情報技術の分野では、プログラム中の最小の意味単位(構文解析におけるトークン)、または認証に使うセキュリティ情報(例:アクセス・トークン)として使われる。

近年ではブロックチェーン技術において、「暗号資産」や「NFT」など、デジタル所有権の単位としての token が急速に広まっている。

例文

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・She gave me a ring as a token of her gratitude.
 彼女は感謝の印として指輪をくれた。

・You need a security token to access the system.
 そのシステムにアクセスするにはセキュリティトークンが必要だ。

・The game uses digital tokens instead of real money.
 そのゲームでは実際の金の代わりにデジタルトークンを使う。

語源

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古英語 tācen「しるし、象徴」に由来する。
ゲルマン系言語に共通する語根を持ち、古くから「何かを示すもの」「証拠や合図」として使われてきた。現在の多様な用法は、この基本概念から派生している。

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