土用 読み:ドヨウ
とは、
概要
土用とは、古代中国の五行思想に基づき、立春、立夏、立秋、立冬の前に設けられた約18日間の期間である。
五行思想では、木・火・土・金・水の五つの要素が自然界を構成すると考えられ、春は木、夏は火、秋は金、冬は水に対応するとされた。その中で「土」は季節の変化をつかさどる要素とされ、各季節の終わりに割り当てられたことから「土用」と呼ばれるようになった。
土用の期間には、土の気が強まると考えられ、土をつかさどる神である土公神(どくじん)の影響を避けるため、穴掘りや土いじり、建築工事などを控える風習もあった。一方で、現在では「土用の丑の日」が広く知られており、特に夏の土用の丑の日にうなぎを食べる風習がある。
例文
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・土用の期間には、昔から季節の変わり目として健康に注意するとされてきた。
・土用の時期には土いじりを避ける風習がある。
語源
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「土旺用事(どおうようじ)」の略とされる。
土旺用事は「土の気が盛んになり、その作用が活発になる」という意味であり、そこから「土用」と呼ばれるようになった。