Quadratic voting (クアドラティックボーティング)

quadratic voting
読み:クアドラティックヴォーティング
QV
読み:キューブイ
とは、

経済学

『二次関数に基づく投票方法』

概要

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クアドラティックボーティングは、その名前の通り、二次関数に基づいた投票方法。

投票者は、投票する候補や選択肢に対して自分の意見の強さを示すために、「クレジット」と呼ばれる予算を使用する。この予算を使って、自分の支持する選択肢に対して複数のクレジットを割り当てることができるが、その際にクレジットの数が増えるごとに、それぞれのクレジットにはより多くの二次関数的に増加するコストがかかる。

この投票方式は、投票者が自分の本当の意見や優先度をより正確に反映させることができるため、少数派の意見や重要視される問題に対してより公平な意思決定が可能とされている。

クアドラティックボーティングの例

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例えば、1人に100クレジットが与えられるとすると、その投票者は100クレジットを1つの選択肢に全てつぎ込むことも、複数の選択肢にクレジットを割り振ることも可能。

ただし、1票につき2乗のコストがかかり、1候補に1票を投票したければポ1イント、2票を投票したければ4ポイント、3票を投票したければ9ポイントを使う必要がある。

起源

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アメリカの経済学者グレン・ワイル(Glen Weyl)によって提案された。台湾の政治家オードリー・タンが紹介し、推進したことで世界中に広まった。

語源

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quadratic「二次の」voting「投票」で、「二次関数に基づく投票」という意味から。

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