分泌 読み:ブンピツ/ブンピ
とは、
『体内で物質を生成し、放出すること』
概要
詳細≫
分泌とは、体の中の器官や細胞が、ホルモン・消化液・汗・唾液などの特定の物質を体外または体内の別の場所に放出することをいう。
内分泌(体内に分泌)と外分泌(体外に分泌)に分けられ、ホルモンの分泌は内分泌腺によって行われる。
医学や生物学の分野で多く用いられる言葉である。
読み方
詳細≫
「分泌」は「ぶんぴ」と読むのが一般的だが、「ぶんぴつ」という読み方も正しく、特に書き言葉や学術的な文脈で使われる。
例
学術文:「唾液の分泌(ぶんぴつ)機構」
口語:「インスリンが分泌(ぶんぴ)される」
語源
詳細≫
分「分ける」泌「液体がしみ出る」という意味を持ち、液体が分かれてしみ出すという意から「分泌」という言葉が成り立っている。