笈形焼き 読み:オイガタヤキ
とは、
『笈の形に山焼きをする行事』
概要
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笈形焼きは、山梨県笛吹市春日居町にある山梨岡神社の背後の山腹に、笈の形を描く大規模な山焼きの行事。1990年3月以後は照明設備による点灯により行われている。
起源
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この行事は平安時代後期に起源がある。当時、春日居町の菩提山長谷寺と勝沼町の柏尾山大善寺の間で争いが起こった。大善寺側は、長谷寺に加勢した山梨岡神社の鳥居を焼き払い、それに対抗して長谷寺側は大善寺に入り込み、修行僧の大切な笈を持ち去り、焼き払った。
この出来事以来、旧盆の行事として笈形焼きが行われるようになった。