ポンチ絵 (ぽんちえ)

ポンチ絵 読み:ポンチエ
とは、

概要

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ポンチ絵とは、明治時代に描かれた西洋風の風刺画や漫画、またはそこから転じて「落書き」「略図」という意味で使われる言葉。
正式な設計図や図面ではなく、構想や仕組みをわかりやすく示すための簡単な図・イラスト・図表を指す。

のちに企画書や提案資料などで、アイデアを視覚的に表すための略図を「ポンチ絵」と呼ぶようになり、現代では主にビジネスや行政の場面でも使われている。

語源

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語源には諸説あるが、明治時代の風刺画雑誌『ジャパン・パンチ(The Japan Punch)』に由来する説が有力。
「パンチ絵(Punch絵)」が転じて「ポンチ絵」と呼ばれるようになったとされる。

つまり、もともとは風刺的な挿絵や漫画的な図を指していたが、のちに「説明用のわかりやすい絵」という意味へと変化した。

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