一丁目一番地/1丁目1番地 読み:イッチョウメイチバンチ
とは、
『最優先事項』
概要
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一丁目一番地とは、ある方針・政策・計画などの中で、最も基本的で中心となる重要項目を意味する表現。
特に政治やビジネスの文脈で、「まず最初にやるべきこと」や「最優先課題」を指す比喩として使われることが多い。
たとえば、「経済再生がこの内閣の一丁目一番地だ」のように使われる。
語源
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「一丁目一番地」は本来、住所表記で最初の区画・最初の土地を意味する語だが、比喩表現としての広まりは1980年代の政界が発端とされる。
当時、当選回数の少ない新人議員が座る、演壇に近い前列の席を「一丁目一番地」と呼んだのが始まりで、「最も基本・最初の位置」という意味合いが強調された。そこから転じて、政治的方針や政策議題の中で「最優先課題」「真っ先に取り組むべき事項」を表す比喩として使われるようになった。