お屠蘇 (おとそ)

屠蘇 読み:トソ
御屠蘇 読み:オトソ
とは、

概要

詳細≫

屠蘇は、正月に一年の無病息災を願って飲む祝いの酒のこと。

通常は屠蘇散(とそさん)という薬草を日本酒やみりんに浸して作る。

元日は年少者から順に飲むのが習わしとされる。

邪気を払い、長寿を祈る意味を持つ風習で、平安時代に中国から伝わったとされる。

語源

詳細≫

「ほふる、邪を除く」「よみがえる」という意味から。
つまり「屠蘇」は「邪気を払い、魂をよみがえらせる酒」という意味を表す言葉。

古代中国の風習に由来し、日本では平安時代から宮中行事や正月の儀礼に取り入れられた。

関連記事

正月