遣唐使 読み:ケントウシ
とは、
概要
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遣唐使とは、奈良時代から平安時代初期にかけて、日本が中国・唐に派遣した公式の使節団のこと。
当時の唐は東アジアにおける最先進の文明国であり、日本は政治制度、仏教、建築、服飾、暦法、法律、文芸など多くの文化や制度を学ぶために使節を送り出した。
遣唐使の一行には役人だけでなく、僧侶や学生、医師、技術者など多様な人材が含まれ、彼らは帰国後、日本の国家制度や文化の発展に大きく貢献した。
また、僧の空海や最澄も唐で学び、日本仏教の発展に大きく寄与した。
遣唐使は894年、菅原道真の建議によって廃止された。