何処も彼処も (どこもかしこも)

何処も彼処も 読み:ドコモカシコモ
とは、

概要

詳細≫

どこもかしこも」は、話し手の視点から見て、あらゆる場所に同じ状態や物事が及んでいることを強調して述べる言い回し。

「どこも」も「かしこも」も「どこでも」という意味を持ち、それを重ねることで、全体に一様に及んでいる様子や、満遍ない広がりを強調する語感になる。

例文

詳細≫

どこもかしこもゴミだらけだ。

どこもかしこも観光客ばかりだ。

語源

詳細≫

何処も「どこも」彼処「あそこも」という意味から。
これらを重ねた「どこもかしこも」は、強調表現として江戸時代以降の話し言葉で用いられてきた。

誤用

詳細≫

「どこもかしくも」と言うのは誤用。

関連記事

彼処