滅相もない 読み:メッソウモナイ
とは、
『とんでもない』
『恐れ多い』
概要
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「滅相もない」とは、「とんでもない」「あり得ない」といった強い否定の意味で使われる言葉。
特に相手の言動に対して、「そんなことはありません」と強く打ち消す丁寧な表現として用いられる。
目上の人に対してへりくだって使う場合も多く、謝罪や否定、謙遜の場面で使われることが多い
語源
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仏教用語の「四相」の一つ「滅相」に由来する。四相とは「生・住・異・滅」の変化の段階を表すもので、「滅相」は物事が消滅する状態を指す。そこから転じて「滅相もない」は、「消滅するはずがない=あり得ない」という意味で使われるようになった。