三方一両損 (読み)さんぼういちりょうぞん 三方一両損 (サンボウイチリョウゾン)とは、 古典落語の話の一つで、 『争う二者と仲裁者が、それぞれ同じ程度損をして和解すること』 話のあらすじ ・金太郎は3両入った財布を拾い、落とし主の吉五郎に届けた・しかし吉五郎はいったん落とした以上、自分のものではないと受け取らなかった・二者はは互いに譲らず、争いは町奉行に持ち込まれた・町奉行はどちらの言い分にも一理あると認め、自らの1両足して2両ずつ両人に渡した・結果、三方が1両損する形で解決した 関連記事 古典 リンク SNSでもご購読できます。