医学

幹細胞 (かんさいぼ)

幹細胞 読み:カンサイボウ
とは、

概要

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幹細胞は、自分と同じ性質を持つ細胞をつくる自己複製能力と、特定の機能を持つ別の種類の細胞に分化する能力を兼ね備えた細胞のこと。

体の組織や臓器の形成、修復に重要な役割を果たす。発生段階や存在場所によって、胚性幹細胞や成体幹細胞などに分類される。

医療や再生医療の分野で重要視されている。

語源

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「もと」で、「細胞の元となる細胞」という意味から。

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細胞

ファンコーニ症候群 (読み)ふぁんこーにしょうこうぐん

Fanconi syndrome
(ファンコーニシンドローム)
とは、

症状

腎臓の尿細管の機能に障害が起き、体に必要な成分を再吸収できなくなる。

由来

スイスの小児科医のグイドー・ファンコーニにちなんで名づけられた。この疾患をファンコーニが初めて報告したことから。

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腎臓

Malaria (読み)マラリア

malaria (まらりあ)
とは、

概要

蚊に刺されてマラリア原虫に感染することで発症する病気。

症状

高熱や悪寒、頭痛、関節痛などの症状を引き起こし、重症化すると脳や内臓に合併症を引き起こす。

語源

イタリア語の mal’aria「悪い空気」が語源。

昔、マラリアが湿気が多く空気が悪い沼地や湿地帯に多く見られたため、悪い空気が病気の原因であると考えられていたことから。

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原虫

抗生物質 (こうせいぶっしつ)

抗生物質 読み:コウセイブッシツ
とは、

概要

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抗生物質は、カビなどの微生物から作られ、他の生物細胞の発育や生理機能を阻害する。

抗生物質は、細菌が感染症を引き起こす際に効果があるもので、ウイルス性感染症には効果がない。

語源

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「あらがう」「細菌」で、「細菌に抗う物質」という意味から。

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カビ