医学

ファンコーニ症候群 (読み)ふぁんこーにしょうこうぐん

Fanconi syndrome
(ファンコーニシンドローム)
とは、

症状

腎臓の尿細管の機能に障害が起き、体に必要な成分を再吸収できなくなる。

由来

スイスの小児科医のグイドー・ファンコーニにちなんで名づけられた。この疾患をファンコーニが初めて報告したことから。

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腎臓

Malaria (読み)マラリア

malaria (まらりあ)
とは、

概要

蚊に刺されてマラリア原虫に感染することで発症する病気。

症状

高熱や悪寒、頭痛、関節痛などの症状を引き起こし、重症化すると脳や内臓に合併症を引き起こす。

語源

イタリア語の mal’aria「悪い空気」が語源。

昔、マラリアが湿気が多く空気が悪い沼地や湿地帯に多く見られたため、悪い空気が病気の原因であると考えられていたことから。

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原虫

抗生物質 (こうせいぶっしつ)

抗生物質 読み:コウセイブッシツ
とは、

概要

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抗生物質は、カビなどの微生物から作られ、他の生物細胞の発育や生理機能を阻害する。

抗生物質は、細菌が感染症を引き起こす際に効果があるもので、ウイルス性感染症には効果がない。

語源

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「あらがう」「細菌」で、「細菌に抗う物質」という意味から。

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カビ

Botox (ボトックス)

botox 読み:ぼとっくす
とは、

概要

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ボトックスは、ボツリヌス菌の毒素から抽出した成分をもとに作られる。

この毒素は、筋肉の麻痺を引き起こすが、ごく少量を筋肉に注射した場合、その筋肉は弛緩して痙攣が治まる。

この効果を利用して、表情筋の過剰な働きを抑え、シワ等を改善する。

語源

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Botulinum toxin「ボツリヌス菌の毒素」の略。

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toxin

毒素